己れ消ゆるも 人形のみは 永らえて 昔の姿態 物語りせよ

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 この歌は後藤絹さんが亡くなられた際に枕もとで見つかったものです。絹さんは、大正8年生まれ。73歳頃から紙粘土で人形を作り始め、89歳で永眠されましたが、85歳の頃まで制作し、その数は300体を超えます。

 大正・昭和・戦中・戦後、苦しく貧しかった時代の農家の暮らし、そんな中でもお互い助け合い、楽しみを見つけようと必死で生きていた姿が伝わってきます。まるで声が聞こえてくるように・・・・。
 ふるさとの心を今に伝える「絹さん人形」の世界へタイムスリップしてみませんか?
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後藤 絹さん

大正8年1月16日生まれ
大分県豊後大野市緒方町在住
平成19年 89歳にて永眠

 漬け物作りが得意な絹さんは、幼い頃学校の先生になるのが夢だったと言うだけあって勉強家であった。74歳の頃から人形制作を始め、以来、自らの体験や思い出を託して制作した人形は300点を超える。

【経歴】
平成 5年 「名人名工」町顕彰
平成 6年 大分ふるさと生活技術一番さん知事認定
平成 7年 明るい高年賞知事賞
平成10年  第1回NHK58市町村お国自慢大会優勝





絹さん人形展 大正・昭和を生きた後藤絹ものがたり

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こんにやくを作る

「お正月、お盆、祭りの度に、豆腐やコンニャク、餅搗き。
夏はマンジュウ。
本当に女は忙しかった」 後藤絹


釜戸の火も、まだかまだかと勢いよく燃えている。家で作るおかあさんのこんにゃくは本当においしい。

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春を喜ぶ

「子どもの頃はよくカルタ取りをしていた。日常は口もきけないほどの忙しさだから、この正月元旦ほど楽しいことはありませんでした」 後藤絹


お母さんたちは、甘酒やお汁粉をこしらえて、おばあちゃんたちは、餅や豆腐田楽を焼く。笑い声が響き、おいしい匂いに包まれた心豊かな一年の始め。

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竹で遊ぶ

「男の子たちは足のせを高くつけ、怖いほどの高さで歩きまわる。それが面白かったんでしょう」 後藤絹


男の子たちは自慢げに笑顔いっぱいで見下ろしている。小さな子たちも大きな子に教わりながら練習中。きっと広い世界を見渡しているのだろう。

郷土芸能伝承館

  • ■入館料

    大 人    300円(団体 200円)
    小中高校生  150円(団体 100円)
    ※団体受付は15名様からとなります。
  • ■開館時間

    9:00~17:00
  • ■休館日

    毎週火曜日(祝祭日の場合はその翌日)
    年末・年始
    イベント利用などにより、臨時休館する場合がございます。ご了承ください。

お知らせ

  • 2017年5月1日より、当館が保管するすべての人形を展示しています。年々、紙粘土の劣化が酷くなり出入れをすると壊れる可能性があることから、全展示することになりました。
    豊後大野のふるさとの心を今に伝える絹さん人形の世界へタイムスリップしてみませんか?
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